ガイド

リネンのクロスの上に、白紙の手帳と鉛筆、コーヒー、たたんだ店のエプロン

GUIDE VOL.1

転職活動の進め方

全6章

アパレル販売員のための転職活動の進め方

全6章 ・

辞めると決めた。あるいは、まだ迷っている。

どちらの場合も、最初に止まるのは同じところだと思います。何から手をつければいいのか分からない、というところです。

当サイトで、アパレル販売から転職した100人に「転職活動で困ったこと」を伺いました。書類や面接の悩みが上位に来るのは予想どおりでしたが、同じくらい多かったのが、活動そのものの悩みでした。

転職活動で困ったこと 人数 扱っている場所
職務経歴書に何を書けばいいか分からなかった 29人 職務経歴書ガイド
自己PRで書くことが思いつかなかった 29人 職務経歴書ガイド 第4章
在職中で、時間が取れなかった 28人 このガイドの第2章
どの転職エージェントに相談すればいいか分からなかった 26人 このガイドの第3章・第4章
面接で何を聞かれるか分からなかった 26人 面接ガイド
アピールできる実績や数字がないと感じた 25人 職務経歴書ガイド 第2章
相談できる相手がいなかった 19人 このガイドの第3章
求人の探し方が分からなかった 18人 このガイドの第5章

このガイドは、太字の4つを扱います。どれも書類を書く前の、活動そのものの話です。

このガイドで扱うこと

活動を始めてから入社するまでの、全体の流れと、各段階での動き方です。

とくに時間を割いているのが、シフトで働きながら活動する方法です。売場で働く人には、会社員にはない難しさがあります。土日は出勤で、休みは前もって決まり、閉店後は疲れて書類が進まない。その一方で、平日に休みがあるという、会社員にはない強みもあります。第2章で扱います。

もうひとつが、転職エージェントとの付き合い方です。取材した方のひとりは、こう振り返っていました。

違いも分からなかったから、意図的にエージェントを使ったわけじゃない

検索して出てきたところに登録し、結果的にうまくいった。けれどそれは奇跡のようなもので、知っていれば意図して同じ結果を出せたはずだ、と。このガイドは、その「知っていれば」を埋めるために書いています。

最後の第6章では、求人の見極め方を扱います。確かめるきっかけになるサイン、口コミの読み方、エージェントが紹介してくる求人の背景、そして内定のあとに条件を書面で確かめる手順です。2024年4月から変わった求人のルールにも触れています。

このガイドで扱わないこと

転職サービスのおすすめやランキングは載せていません。 どこを使えばいいかは、比べ方によって答えが変わるうえ、当サイトの調査ではどこを使ったかで、成果に大きな差は出ていませんでした。100人が実際に使ったサービスと人数は、元アパレル販売員100人が使った転職サービスにまとめています。

転職にかかる期間の目安も書いていません。 よく「3か月」と言われますが、出どころが分からない数字です。当サイトの取材でも、人によって進み方はまったく違いました。第1章で、その幅をそのままお伝えします。

退職の手続きの細かいところ(失業給付、健康保険、年金など)も扱いません。制度が変わることがあり、お住まいの地域でも違うためです。勤務先の就業規則と、お住まいの地域の窓口で確かめてください。辞めると伝えるときの順番は、アパレル販売員を辞めたいの第6節にあります。

読む順

全6章です。このガイド → 職務経歴書ガイド → 面接ガイド の順に読むと、活動の始まりから面接まで通しで進みます。

まだ辞めるかどうかを決めていなくても構いません。情報を集めることと、辞めることは、別の行動です。

目次

  1. 1転職活動の全体の流れ決めるところから入社まで、7つの段階があります。それぞれで何をするのか、在職中に進めるか辞めてから進めるかで何が変わるのか。期間は人によって大きく違うので、目安の日数ではなく順番を押さえます。
  2. 2在職中に、転職活動の時間を作る100人のうち28人が「在職中で、時間が取れなかった」と答えています。シフトで働く売場には、会社員にはない難しさと、会社員にはない強みがあります。希望休の出し方から面接の寄せ方、書類を短い時間で進める方法まで。
  3. 3相談先を決める転職エージェント、求人サイト、ハローワーク、派遣会社、学校、知人。どれも転職の相談先ですが、仕組みが違います。自分で探すのか紹介してもらうのかの違い、100人が実際にどれを使ったか、相談できる人がいないときの考え方まで。
  4. 4転職エージェントの使い方登録してから入社まで、転職エージェントとどう付き合えばいいか。面談の前に持っていくもの、最初の面談で伝えること、紹介を断るとき、急かされたとき、担当者が合わないとき、何社使うか。取材した方が実際に言われたことも交えてまとめました。
  5. 5求人の探し方と、応募の数求人は見つかります。難しいのは、どれを選ぶかです。取り戻したいものを検索の条件に置き換える方法、求人票で見る場所、行き先ごとの見方、応募の数の考え方、書類が通らないときに見直す順番まで。
  6. 6求人を見極める良さそうに見える求人の、どこを確かめればいいか。2024年4月から変わった求人のルール、確かめるきっかけになるサイン、口コミの読み方、エージェントが紹介してくる求人の背景、内定のあとに条件を書面で確かめる手順まで。