辞めると決めた。あるいは、まだ迷っている。
どちらの場合も、最初に止まるのは同じところだと思います。何から手をつければいいのか分からない、というところです。
当サイトで、アパレル販売から転職した100人に「転職活動で困ったこと」を伺いました。書類や面接の悩みが上位に来るのは予想どおりでしたが、同じくらい多かったのが、活動そのものの悩みでした。
| 転職活動で困ったこと | 人数 | 扱っている場所 |
|---|---|---|
| 職務経歴書に何を書けばいいか分からなかった | 29人 | 職務経歴書ガイド |
| 自己PRで書くことが思いつかなかった | 29人 | 職務経歴書ガイド 第4章 |
| 在職中で、時間が取れなかった | 28人 | このガイドの第2章 |
| どの転職エージェントに相談すればいいか分からなかった | 26人 | このガイドの第3章・第4章 |
| 面接で何を聞かれるか分からなかった | 26人 | 面接ガイド |
| アピールできる実績や数字がないと感じた | 25人 | 職務経歴書ガイド 第2章 |
| 相談できる相手がいなかった | 19人 | このガイドの第3章 |
| 求人の探し方が分からなかった | 18人 | このガイドの第5章 |
このガイドは、太字の4つを扱います。どれも書類を書く前の、活動そのものの話です。
このガイドで扱うこと
活動を始めてから入社するまでの、全体の流れと、各段階での動き方です。
とくに時間を割いているのが、シフトで働きながら活動する方法です。売場で働く人には、会社員にはない難しさがあります。土日は出勤で、休みは前もって決まり、閉店後は疲れて書類が進まない。その一方で、平日に休みがあるという、会社員にはない強みもあります。第2章で扱います。
もうひとつが、転職エージェントとの付き合い方です。取材した方のひとりは、こう振り返っていました。
違いも分からなかったから、意図的にエージェントを使ったわけじゃない
検索して出てきたところに登録し、結果的にうまくいった。けれどそれは奇跡のようなもので、知っていれば意図して同じ結果を出せたはずだ、と。このガイドは、その「知っていれば」を埋めるために書いています。
最後の第6章では、求人の見極め方を扱います。確かめるきっかけになるサイン、口コミの読み方、エージェントが紹介してくる求人の背景、そして内定のあとに条件を書面で確かめる手順です。2024年4月から変わった求人のルールにも触れています。
このガイドで扱わないこと
転職サービスのおすすめやランキングは載せていません。 どこを使えばいいかは、比べ方によって答えが変わるうえ、当サイトの調査ではどこを使ったかで、成果に大きな差は出ていませんでした。100人が実際に使ったサービスと人数は、元アパレル販売員100人が使った転職サービスにまとめています。
転職にかかる期間の目安も書いていません。 よく「3か月」と言われますが、出どころが分からない数字です。当サイトの取材でも、人によって進み方はまったく違いました。第1章で、その幅をそのままお伝えします。
退職の手続きの細かいところ(失業給付、健康保険、年金など)も扱いません。制度が変わることがあり、お住まいの地域でも違うためです。勤務先の就業規則と、お住まいの地域の窓口で確かめてください。辞めると伝えるときの順番は、アパレル販売員を辞めたいの第6節にあります。
読む順
全6章です。このガイド → 職務経歴書ガイド → 面接ガイド の順に読むと、活動の始まりから面接まで通しで進みます。
- 何から始めればいいか分からない方は、第1章から
- 働きながらで時間がない方は、第2章から
- どこに相談すればいいか迷っている方は、第3章から
- 内定が出た、または気になる求人がある方は、第6章から
まだ辞めるかどうかを決めていなくても構いません。情報を集めることと、辞めることは、別の行動です。
