ガイド / 転職活動の進め方

VOL.1 第2章 / 全6章

在職中に、転職活動の時間を作る

当サイトの100人調査で、転職活動で困ったことの3番目に多かったのが、これでした。

在職中で、時間が取れなかった(100人中28人)

職務経歴書の悩み(29人)と、ほとんど変わらない多さです。書き方が分からないのと同じくらい、書く時間がないことに困っています。

ただ、売場で働く人の時間の事情は、オフィスで働く人とは違います。難しいところもあれば、逆に有利なところもあります。 まずそこを分けて見ます。

シフト勤務の、難しさと強み

難しいところ

強みになるところ

会社員は、面接のたびに休みを取ったり、昼休みを抜け出したりしています。平日の休みは、転職活動ではむしろ使える持ち物です。

1. 希望休は、面接が決まる前に出しておく

いちばん効くのがこれです。

面接の日程が決まってから休みを動かそうとすると、シフトがもう組まれていて動かせません。だから順番を逆にします。活動を始める月から、面接に使える平日の休みを先に希望しておきます。

休みの理由を、職場に細かく説明する必要はありません。「私用で」で足ります。

2. 面接は、同じ週に寄せる

応募を思いついたときにばらばらに出すと、面接もばらばらの日に入ってきます。休みがいくらあっても足りません。

応募のタイミングをそろえると、面接も近い時期に集まります。

転職エージェントを使っている場合は、日程の調整を担当者に任せられます。押さえてある休みを先に伝えておけば、その日に寄せて組んでもらえます(第4章)。

3. オンラインの面接を使う

一次面接をオンラインで行う会社は、珍しくありません。移動の時間がかからないぶん、遅番の日の出勤前に受けられることもあります。

ただし、職場の休憩室や、売場の近くで受けるのは避けてください。 誰が聞いているか分かりません。自宅か、個室のある場所で受けます。

画面の映り方や音の確かめ方は、面接ガイドの第5章にまとめました。

4. 有給休暇を使う

残っている有給休暇の日数を、まず確認してください。

退職前の有給休暇の使い方は、アパレル販売員を辞めたいの第6節で扱っています。

5. 書類は、15分ずつに分けて進める

閉店後に職務経歴書を開いても、手が止まるのは当然です。疲れているときに、大きな作業はできません。

だから、作業を小さく切ります。1回15分で終わる単位にしておけば、疲れていても進みます。

材料の集め方そのものは、職務経歴書ガイドの第2章に手順があります。その手順を、1日1つずつ進めるイメージです。

1週間の使い方の例を置いておきます。あくまで例なので、自分のシフトに合わせて組み替えてください。

例として、早番の日の夜に書類を15分、遅番の日の出勤前に求人を見たりオンラインで面接を受けたりする。平日の休みには面接やエージェントの面談を入れる。土日は出勤で、通勤中に連絡を確認する。自分のシフトに合わせて組み替える。

6. 職場に知られないように

活動していることは、退職を伝えるまで、職場では話さないほうが安全です。

時間がどうしても作れないときは

繁忙期や、人が足りない時期は、どう工夫しても時間が作れないことがあります。

そういうときは、活動の量を減らしていいと考えてください。

止まっている時期があっても、活動が無駄になるわけではありません。集めた材料と、決めた方向は残ります。

この章のまとめ

次の章では、どこに相談すればいいかを扱います。