ガイド / 面接ガイド

VOL.3 第5章 / 全5章

当日のこと ― 服装、髪色、証明写真

ここは、アパレルにいた方だけが迷う章です。

売場では、見た目そのものが仕事の一部でした。ブランドの服を着て、そのブランドらしい髪と爪で立っていた方も多いと思います。その基準が、面接の場ではそのまま通らないことがあります。

見た目で合否が決まるという話ではありません。迷っている時間を減らすための章です。

判断の順番

迷ったら、この順で決めると早いです。

1、応募先の業界はどこか。オフィス系か、小売・サービスか、同じアパレルか。2、指定があるか。スーツ指定、服装自由、私服でお越しください。3、その会社の人が普段どんな格好で働いているか。これがいちばん確か。

3つ目がいちばん確かです。店舗があるなら見に行けます。オフィス系なら、採用ページの写真に社員が出ていることがあります。

服装

指定がない場合の目安です。

オフィス系はスーツか、ジャケットにきれいめのパンツやスカート。小売・サービスも同じで、清潔感が最優先。同じアパレル業界は応募先の服装に寄せる。私服でお越しくださいと指定されたら、ジャケットのある私服にして、部屋着の延長にはしない。

アパレルから異業種へ移る場合、派手なほうに寄せるより、控えめなほうに寄せるほうが安全です。売場の基準では地味に見えるくらいで、ちょうど良いことが多くあります。

同じ業界を受ける場合は逆で、ブランドを理解していることが見た目に出るほうが伝わります。 ここは応募先によって正解が変わるので、店を見てから決めてください。

なお、辞めたいと思ったときに知っておきたいことにも書きましたが、自社商品の購入が必要な職場から離れると、服にかかるお金の考え方自体が変わります。面接用に何着も買う必要はありません。 1着で足ります。

髪色・ネイル・ピアス

ここがいちばん相談の多いところです。

絶対にこうすべき、という線はありません。 業界によって許容が違うためです。ただ、次の考え方で整理できます。

明るい髪色やネイルを、後ろめたく思う必要はありません。売場ではそれが正しかったのですから、事実としてそう言えば伝わります。気にする必要があるのは、応募先の基準が違う場合だけです。

判断に迷う場合は、面接の場では控えめにして、働き方が決まってから戻すのがいちばん揉めません。

証明写真

書類に使うものなので、面接より前の話になりますが、ここでまとめておきます。

写真館で撮るかどうかは、好みで構いません。写真の出来で合否は動きません。 職務経歴書ガイドで送付状について書いたのと同じで、ここに時間をかけるより、第2章の理由を整えるほうが効きます。

オンライン面接

売場にいた方は、対面には慣れていてもカメラ越しは初めて、ということがあります。前日に確認しておくと当日が楽です。

当日の持ち物

このガイドのまとめ

面接は、受ける側も相手を見る場です。1社目で完成させようとしなくて構いません。 受けて、聞かれて、直す。それが普通の進み方です。

どの方向に応募するかがまだ決まっていない方は、適職診断で整理してから戻ってきてください。タイプごとに、向かいやすい職種と言い換え方をお渡ししています。