ガイド / 職務経歴書ガイド

VOL.2 第1章 / 全5章

履歴書と職務経歴書は、何が違うのか

新卒のときは履歴書だけで足りました。中途採用では、そこに職務経歴書が加わります。

同じことを2回書くように見えて、役割がまったく違う書類です。ここを取り違えると、履歴書に長い自己PRを詰め込んだり、職務経歴書に住所を書いたりすることになります。

2枚の役割

履歴書はあなたが誰かを示す書類で、決まった様式があり1枚、人事が数分で事実確認に使う。職務経歴書はあなたが何をしてきたかを示す書類で、決まった様式はなくA4で1〜2枚、現場の責任者が判断材料としてじっくり読む。合否を分けるのは、ほぼ職務経歴書。

合否を分けるのは、ほぼ職務経歴書のほうです。 履歴書は事実の確認なので、書き方で差がつきません。時間はすべて職務経歴書に使ってください。

履歴書で気をつけること

書式が決まっているぶん、迷うところは少ないです。ただ2点だけ。

学歴・職歴は正確に。 入社と退社の年月は、雇用保険や年金の記録と照合されます。うろ覚えで書かず、手元の書類で確認してください。

志望動機は職務経歴書と揃える。 2枚で違うことを言っていると、そこを面接で聞かれます。

職務経歴書には、様式がありません

ここが最大の違いです。フォーマットが決まっていないので、何を書くかを自分で決める必要があります。

これが販売員の方にとって難しいところです。「何を書けばいいか分からない」という声の多くは、書式が無いことへの戸惑いだと思います。

基本の並びは決まっています。

  1. 職務要約(3〜5行)
  2. 職務経歴(会社ごと、新しい順)
  3. 活かせる経験・スキル
  4. 自己PR

読む人は上から順に読みますが、最初の数行で読み方を決めます。 職務要約が薄いと、以降が読み流されます。

送付状は必要か

エージェント経由なら不要です。企業へ直接応募する場合は、あって困るものではありません。ただ、送付状の出来で合否は動きません。 ここに時間をかけるより、職務経歴書の数字をひとつ増やすほうが効きます。

この章のまとめ

次の章では、その職務要約に書く材料をどこから集めるかを扱います。