新卒のときは履歴書だけで足りました。中途採用では、そこに職務経歴書が加わります。
同じことを2回書くように見えて、役割がまったく違う書類です。ここを取り違えると、履歴書に長い自己PRを詰め込んだり、職務経歴書に住所を書いたりすることになります。
2枚の役割
合否を分けるのは、ほぼ職務経歴書のほうです。 履歴書は事実の確認なので、書き方で差がつきません。時間はすべて職務経歴書に使ってください。
履歴書で気をつけること
書式が決まっているぶん、迷うところは少ないです。ただ2点だけ。
学歴・職歴は正確に。 入社と退社の年月は、雇用保険や年金の記録と照合されます。うろ覚えで書かず、手元の書類で確認してください。
志望動機は職務経歴書と揃える。 2枚で違うことを言っていると、そこを面接で聞かれます。
職務経歴書には、様式がありません
ここが最大の違いです。フォーマットが決まっていないので、何を書くかを自分で決める必要があります。
これが販売員の方にとって難しいところです。「何を書けばいいか分からない」という声の多くは、書式が無いことへの戸惑いだと思います。
基本の並びは決まっています。
- 職務要約(3〜5行)
- 職務経歴(会社ごと、新しい順)
- 活かせる経験・スキル
- 自己PR
読む人は上から順に読みますが、最初の数行で読み方を決めます。 職務要約が薄いと、以降が読み流されます。
送付状は必要か
エージェント経由なら不要です。企業へ直接応募する場合は、あって困るものではありません。ただ、送付状の出来で合否は動きません。 ここに時間をかけるより、職務経歴書の数字をひとつ増やすほうが効きます。
この章のまとめ
- 履歴書は事実確認、職務経歴書は判断材料。時間は職務経歴書に使う
- 職務経歴書には決まった様式がない。何を書くかは自分で決める
- 並びは職務要約 → 職務経歴 → 活かせる経験 → 自己PR
- 最初の数行で読み方が決まる
次の章では、その職務要約に書く材料をどこから集めるかを扱います。